医学部予備校に通うメリットとは?
医学部予備校の最大の魅力「顧問医師」とは?
顧問医師とは、医学のエキスパートだからこそ伝えられる、面接試験官の経験を活かした面接試験のポイントと現代の医療現場において医師になることについて目指すべき姿を伝授してくれる存在です。
顧問医師は医師を目指す受験生が医学部合格を掴み取るためのカリキュラムやプログラムを監修する役割があります。このプログラムに基づいて、医師として必要な知識や適性を身につけ、小論文、面接、グループディスカッション、プレゼンテーションといった2次試験対策を行います。
また、見事に医学部に入学したものの、行き先を見失って退学することや、医師になった後に厳しい勤務環境や重責に耐えられなくなってしまうことがあります。受験生の人格や志に、医師としての適性があるかということが厳しく問われます。入学前教育として、学力指導以外にも医師にふさわしい志や適性を身につけることはその後の人生において重要なポイントとなります。
医学部受験に特化した予備校は、学習時間が圧倒的に多い!
医学部は、国公立私立を問わず各校入試に特徴があり、画一的な勉強法では十分な対策ができないため、面接や小論文を含め、志望校に特化した受験対策が採られていることが重要なポイントです。十分な学力はあっても、面接や小論文の2次試験で落ちてしまう人が多いのが現実です。面接シミュレーションや小論文の予想問題、添削といった対策をしている予備校を選ぶと良いでしょう。
医学部受験に特化した予備校では、個別指導や少人数授業ともに、圧倒的な授業時間を確保しており、1日に80分以上の授業を5コマ行っているのが医学部予備校の標準となっています。補習授業などを多く取り入れることで、浪人生の場合であれば年間の総授業時間は1,500時間を超える予備校も多くあります。
医学部受験を突破するためにはライバルを超える学習時間と質の確保が必要であるため、医学部に特化した予備校を選ぶと必然的に学習時間が増えることになります。
医学部予備校でしか実現できない学習環境とは?
学習塾が営業している時間は、14時~20時前後が一般的です。授業時間が短いことや、空いている自習室がないこと、自習室を利用できる時間が短いことなどは医学部を目指す受験生にとっては物足りないでしょう。
一方、予備校の場合は、9時~21時前後が一般的で、講義後学生は自習室で勉強することができます。授業だけではなく、自習管理もしっかりと行われています。自習室は土日や祝日を含めて毎日解放され、中には専用の自習室ブースが完備されていたり、自習時間を個別指導にグレードアップできる予備校もあります。
また、医学部特化型の予備校では授業を行っていない日も質問に対応する現役医大生チューターや講師が常駐していることが多く、疑問点をその日のうちに解決できます。分からないことをその場で解決することで、日々の授業や自習に取り組めます。このような日々の小さな積み重ねが合否を分ける大きな差になります。
さらに、医学部予備校の中には遠方から入校する人や勉強に専念する人のために専用寮が設けられているところも多くあります。専用寮は通常の寮とは異なり、その予備校に通う生徒だけが入れる学生寮です。規則正しい生活習慣で、勉強だけに専念することが可能で、さらに移動時間が少ないことも魅力です。